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ヘルニア専門外来について

平成23年7月より、毎週木曜日(祝祭日は休診)の午前中、外科担当医師による「ヘルニア専門外来」を開設しました。ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【鼠径ヘルニア】
 本来お腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる下腹部の病気で、一般に「脱腸」と呼ばれています。中年以降の男性に多くみられ、米国では年間80万人が治療を受けている一方、日本では年間16万人と少なく「痛みがない」、「恥ずかしい」などの理由から受診を渋る潜在的な患者さんが多いという現状があります。
 手術以外に根治の方法はありませんが、近年、簡便で体への負担の少ない低侵襲の手術法(全身麻酔もしくは腰椎麻酔による1時間程度の手術)が開発され、短期の入院、早期の社会復帰が可能となりました。

【大腿ヘルニア】
 脚とお腹の境目である鼠径靭帯の下から、お腹の中にある腸などの組織が外に出て、皮膚の下が膨らむ病気で、鼠径ヘルニアより大腿に近い場所が膨らむ特徴があります。中年以降の女性に多くみられる傾向があり、放置すると嵌頓ヘルニアになりやすいといわれています。嵌頓を起こしていない大腿ヘルニアであれば、手術時間も短く、痛みも最小限に抑えることができるので、早期発見が大切です。

【臍ヘルニア・腹壁ヘルニアなど】
 腹部のヘルニアで最も多いのは鼠径ヘルニアですが、鼠径部以外でも、おへそ(臍ヘルニア)、お腹の左右中央(正中腹壁ヘルニア)、横腹(側腹壁ヘルニア)にも発生する場合があり、手術などの傷跡(腹壁瘢痕ヘルニア)に発生することもあります。

★早期発見が大切です
 ヘルニアは放置すれば、嵌頓に伴う腸閉塞や腹膜炎を引き起こす危険があり、場合によっては命にかかわる状態にもなりかねません。自覚症状がない、受診が面倒などと放置せず、思い当たる症状をお持ちなら、早期に外来を受診して頂くことをお勧めします。

部長(外科)  物井 久

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